近年キャッシュレス化が進んでいますが、コミケなどの同人誌即売会でもスマホ決済を使うことができると便利ですよね。
個人間の送金が出来るスマホ決済アプリは「Kyash」や「PayPay(ペイペイ)」など何個かありますが、「pixiv PAY(ピクシブペイ)」はまさに同人誌即売会に特化したアプリなのです。
こちらの記事では、pixiv PAYが「どんなアプリなのか」「使い方」「導入するメリット」についてご紹介しています。
Contents
コミケで使えるpixiv PAY(ピクシブペイ)とは?
pixiv PAY(ピクシブペイ)とは、株式会社ピクシブが提供する決済サービスです。
ピクシブは、イラストや漫画作品の投稿・閲覧が楽しめるイラストコミュニケーションサイト「pixiv(ピクシブ)」を運営しています。
pixiv PAY(ピクシブペイ)で出来ること
pixiv PAY(ピクシブペイ)は、主にコミケなどの同人誌即売会で、同人誌やグッズを販売・購入する際に利用されています。
出品者、購買者共にpixiv PAYアプリを利用する必要がありますが、スマホ一つでお金のやり取りをすることが可能です。
- QRコード使ったキャッシュレス決済
- 現金のやり取りの記録
- 販売履歴をCSVファイルで出力できる
- 作品を買ってくれた人にメッセージを送ることが出来る
- 近日開催のイベントでpixiv PAYが使えるサークルを探すことが出来る
ではpixiv PAYの使い方について、まずは出品する「サークル側」から見ていきましょう。「購入者側」はこちらからどうぞ。(※該当の箇所まで飛びます)
pixiv PAY(ピクシブペイ)の使い方(サークル側)
pixiv PAY(ピクシブペイ)を利用する際には、あらかじめ出品する同人誌などをアプリに登録しておきます。
決済方法はQRコードで
決済は、「購入商品を入力」→「サークル側がQRコードを表示」→「購買者側はQRコードを読み取り」の3ステップで決済が完了します。
QRコードは1つにつき10分間利用でき、また1度の決済が可能です。
支払い時に決済手数料はかかるの?
残念ながら、pixiv PAY(ピクシブペイ)で決済を行う際に手数料は3.6%かかってしまいます。
しかし2019年8月末までは無料ですので、安心して夏コミで使えますね✨
pixiv PAY(ピクシブペイ)は売り子が複数人いても使えるの?
出品者本人(サークル主)がイベント会場に行けない場合(売り子を頼む場合)や、お会計を複数人で分担したいときに便利なのが「アシスタントモード」です。
この機能を使えば出品者のレジ画面を共有することが出来るので、複数人で会計を受け付けることが出来ます。
「壁サー」とは、同人誌即売会において大きな会場の壁際に配置されるサークルの事。多くの場合、「超大手サークル」を指す。
「誕席」とは、所謂「お誕生日席」のことで、壁側に配置される大手サークルほどではないが、ある程度の混雑が予想されるサークルが配置させられることが多い。
アシスタントモードを使う場合には、出品者(サークル主)のpixiv PAYアプリの「アシスタントモード」画面で、「アシスタント追加QRコード」を作成しましょう。
売り子側は、自分のスマホにpixiv PAYアプリをダウンロードし、出品者が作成したQRコードを読み取れば、レジ画面を共有することが出来ます。
pixiv PAY(ピクシブペイ)の売上金の受け取り方法は?
pixiv PAY(ピクシブペイ)を使って売り上げたお金の受け取り方は、以下の3種類の方法があります。
- 銀行口座で受け取る
- pixivFACTORYクーポンと交換する
- ポイントと交換する
ではそれぞれの詳細を見ていきましょう。
銀行口座で受け取る
pixiv PAY(ピクシブペイ)の売上金は銀行口座に振り込んでもらうことが出来ます。
所定の振り込み申請を行うと、5営業日以内に指定口座へ売上金が振り込まれます。
振り込み申請期限は売り上げが記録された日から6ヶ月で、申請がない場合は自動的に売上金が振り込まれます。
振込手数料はかかる
銀行口座への振り込みの際に、手数料はかかります。
申請金額が3万円未満の場合200円、3万円以上の場合は300円発生します。
pixivFACTORYクーポンと交換する
pixiv PAY(ピクシブペイ)の売上金は、pixivFACTORY(ピクシブファクトリー)のクーポンと交換することも出来ます。
pixivFACTORYとは、高画質のグッズや同人誌を作成できるサービスで、同人誌の印刷費の割引にも使えますよ。
ポイントと交換する
pixiv PAY(ピクシブペイ)の売上金でポイントを購入し、イベントでのグッズ購入などに利用することも可能です。
ただし1度購入したポイントは売上金に戻すことは出来ないので注意しましょう。
pixiv PAY(ピクシブペイ)の使い方、購入者側
pixiv PAY(ピクシブペイ)を使ってお支払いをするためには、pixiv PAYにチャージする必要があります。
pixiv PAY(ピクシブペイ)へのチャージ方法
pixiv PAY(ピクシブペイ)へのチャージ方法は以下の3つ。
- クレジットカード
- PayPal
- コンビニ入金
インストールしたpixiv PAYアプリにクレジットカードを登録するか、PayPal決済を使うか、コンビニ店頭でポイントをチャージ(入金)するかの3種類です。
コンビニでチャージするポイントって?
ポイントは1ポイント=1円計算で、pixiv PAY(ピクシブペイ)の支払い時に使うことが可能です。
なお、ポイントには2種類あり、有効期限が設定されているので注意しましょう。
180日有効ポイント | 購入日より180日間有効 |
無償ポイント | キャンペーンなどにより配布されるポイント。有効期限はキャンペーンごとに異なる。 |
pixiv PAY(ピクシブペイ)を実際に使ってみた声
pixiv PAY(ピクシブペイ)を実際に使ってみた感想は以下の通り。
pixivpay、今回使ってみた所管としてはクレカ決済出来るのが皆のハードル下げるみたいですね( ˇωˇ )
8月インテでも取り置き分以外はpixivpay対応可でテストしてみたいと思いますが、9月〜より手数料が有料になるのでそれ以降本格導入するかはちょっと検討しますん……!— ミシン修理中につき作業概ね停止 (@yuki104miya5) 2019年2月24日
ワンフェスで pixiv pay アプリ使ってみた
決済は現金のみで運用してたので、ただの会計ソフトとして使用購入された時刻、数量、品目がわかり売れる速度が出せるので次回の数量の目安になるかも#pixivpay
— 呉16 (@kure16) 2019年2月12日
pixiv PAY使ってみたけど、レジは預かった額からお釣りを出せないけど、合計金額出せるし記録取ってくれるから充分かなって思うし、PAYのために導入というよりpixiv PAYのレジを使うと支払い方法にpixiv PAYが増えるって感じで実際に使われても使われなくてもどちらでもいいなってところが良い
— umigaya aimi (@imimerry) 2018年12月29日
確かに9月以降、決済手数料が有料となるとpixiv PAYアプリの導入は考えてしまいますね。
pixiv PAY(ピクシブペイ)を導入するメリット
pixiv PAY(ピクシブペイ)を導入するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- お釣りを計算して準備して渡す手間が省ける
- サークル側はリアルタイムに売上合計を確認することが出来る
- 現金・アプリの支払いどちらも売り上げデータに記録を残すことが出来る
後から時系列準および商品ごとでの販売履歴の確認が出来るので、サークル側としては売上金のチェックがしやすくなるのが一番のメリットではないでしょうか。
購入者側も、重たい小銭を用意することなくお買い物できるため、負担を減らすことが出来ます。
そして万が一手持ちの現金がなくなったとしても、事前にクレカ登録やポイント購入をしておくことで、好きな作家さんの作品を購入できるという安心感もあります。
pixiv PAY(ピクシブペイ)が使えるコンビニは?
実はpixiv PAY(ピクシブペイ)は、夏コミや冬コミなどの同人誌即売会だけでなく、コンビニでも使うことが出来ます。
使えるコンビニは、
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
以上の3種類。
pixiv PAY(ピクシブペイ)をはじめるには
pixiv PAY(ピクシブペイ)を始めるのに必要なものは電話番号だけです。
身分証は一切必要ないので、誰でも気軽に、そして無料で始めることが出来ます。
pixiv PAY(ピクシブペイ)アプリまとめ
以上、pixiv PAY(ピクシブペイ)アプリについてご紹介しました。
- QRコードを使って支払いを行う
- 現金のやり取りも記録できる
- 売り子が複数人いても大丈夫
- 作品を買ってくれた人にメッセージを送ることが出来る
- 決済手数料は2019年8月末までは無料
- 近日開催のイベントでpixiv PAYが使えるサークルを探すことが出来る
以上のことをふまえておけばOKです。
サークル側も購入者側も無料で始めることが出来るので、是非次の夏コミで使ってみましょう。
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